今季初めて飛来したマガン=出雲市園町(ホシザキグリーン財団提供)
今季初めて飛来したマガン=出雲市園町(ホシザキグリーン財団提供)

 出雲市の宍道湖西岸で24日朝、国の天然記念物、マガンの今季初飛来が確認された。斐伊川が流れ込む宍道湖西岸は国内有数の集団越冬地として知られ、確認したホシザキグリーン財団(出雲市園町)は、秋の深まりとともに個体数が増えると予想する。
 24日午前7時50分ごろ、財団職員が宍道湖グリーンパーク北側の水田上空を旋回するように飛ぶ成鳥3羽と幼鳥1羽を見つけた。午前8時5分ごろには同市灘分町の斐伊川河口上空を3羽が宍道湖に向かって飛んでいるのを野鳥観察中の地元男性が確認した。
 財団によると、マガンはユーラシア大陸北部や北米が繁殖地で、宍道湖には近年2千~3千羽が飛来。昨年のシーズンは9月27日に初飛来を確認し、今年2月6日に最多の約2900羽を確認した。例年、3月に北帰行のピークを迎える。
 (黒沢悠太)