浅利観光(株) 代表取締役社長 植田祐市氏 写真
代表取締役社長 植田祐市 浅利観光(株)

主役は君たちだ!

サービス業は、お客様など人からの感謝をダイレクトに受け取れるやりがいのある仕事です。感激・感動を多く得られますが、こちらも人を感動させる努力をしなければなりません。そのためには何が足りないか、求められているのかを注意深く見ることが大切です。また、人の意見を素直に聞き、自分の中でかみ砕いて吸収できる人材は成長していくと思います。ぜひ一緒に仕事をしましょう。

一人旅宿泊プラン充実へ

Q1. 新型コロナの感染拡大で宿泊業にとって厳しい1年でした。

3月の緊急事態宣言を機に環境が一変し、5月は売り上げがほとんどない状態でした。 国の「Go To トラベル」事業で一時は盛り返したものの、全国一斉停止で再び悪化しました。 ブレーキとアクセルを交互に踏むような感覚で、先行きも見通せない状況にあります。

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Q2. コロナ後を見据えた戦略を教えてください。

観光・宿泊業はコロナ前に戻ることはないと考えています。ビジネス客は、リモートによる営業や商談の浸透で出張が減っており、 この傾向は今後も続くとみ見ています。観光は個人旅行がこれまで以上に増えるはずです。 特に一人旅に注目しており、ビジネス客向けのシングルルームが多いホテルの特徴を生かして受け入れの宿泊プラン作りに取り組みます。 松江ニューアーバンホテルは約30室の改修工事を行い、客室の仕様をビジネス客から観光客向けに変更しました。

Q3. ホテル内にコワーキングスペースの開設も計画しておられます。

ニューアーバンで年内の完成を目指しています。専用の個室や会議室を整備し、ネットセキュリティーを強化するほか、 長時間座っても疲れない椅子やリモート会議のパソコン画面で顔の写りを良くする照明など設備にこだわります。 「松江にこんな場所があったのか」と思われるような完成された空間を目指し、地元だけでなく、県外からの利用も呼び込みたいと考えています。

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Q4. 本社を置く江津市を中心に島根県西部の地域振興に熱心ですね。

伝統文化である石見神楽の支援に力を入れています。2019年には江津市内で運営するドライブインに石見神楽専用の芝居小屋を開設しました。 コロナ禍で上演の機会を失った地元の神楽団を応援するため、今年2月に特別公演を企画し、出演した6団体にはクラウドファンディングで募った資金を 「御花」として渡しました。石見神楽を盛り上げ、演者が仕事として成り立つくらいになってほしいと願っています。

トップのオフ

10年ほど前からロードバイクを始めました。健康のためでもありますが、一番は地域を知るためです。宍道湖を一周したり、出雲大社まで行ってみたり、道中ではいろいろな発見があります。普段とちがった目線で楽しいです。ヘルメットをかぶってサングラスを装着するとだれか分からないので、そういった意味でも楽しんでいます。

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