(株)海産物のきむらや 代表取締役社長 木村隆之氏 写真
代表取締役社長 木村隆之 (株)海産物のきむらや

主役は君たちだ!

新型コロナウイルスや地球温暖化などで社会環境が様変わりし、私たちも考え方を変えないといけません。ただ、商売では相手の気持ちをどう考え、時には一時的に損をしてでも付き合っていくことも大切です。人間同士の付き合いの重要性を伝えつつ、次世代の人に夢を諦めずに頑張ってもらえる環境を作っていきたいです。

食品通販開始で新展開

Q1. 主力の味付けモズク製品に加え、アカモクを新たな注目商品として売り込んでいます。

栄養価が高く、アンチエイジングや整腸効果などを期待した「スーパーフード」と呼ばれる海藻です。旬に取った山陰産を鮮度を保ったまま輸送し、食感の悪い太い茎は取り除くなど、神経を使う管理と加工を行っており、新鮮さと味で好評を得ています。販路は生協、スーパーマーケット、ドラッグストアなどと順調に広げているところです。地元の製麺所も商品に採り入れています。

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Q2. 大型投資に踏み切りますね。

海産物の加工食品の需要増に対応するためで、収容能力2千㌧の冷蔵庫を新たに導入します。20㌧の解凍庫も付ける計画で、2022年の完成に向けて建屋の工事に入りました。当社が取り扱う酢を使った商品は夏場に引き合いが強まり、供給が困難になる場合があるため、解消したいと考えていました。倉庫の拡張など今後も生産、出荷体制を強化していきます。

Q3. 加工食品の通信販売サイトを立ち上げました。

店舗販売はしていますが、「どこで買えるのか」という声が多く寄せられたため、要望に応えることにしました。モズクのぬめり成分で、摂取することで抗がん剤の副作用を軽減する効果がある「フコイダン」関連の飲料については通販を手掛けていますが、加工食品は行っていませんでした。セット商品などを送料無料で購入できるため、早速各地から反応があり、うれしいですね。

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Q4. モズクの調達地の沖縄県伊平屋村で、コープデリ生活協同組合連合会などと「美(ちゅ)ら島応援もずくプロジェクト」を推進していますね。

売り上げの一部を美しい砂浜と海の自然環境保護に使う活動で、10年間で1400万円を寄付できました。地域の水産業振興を図りながら、海洋資源の保護を進めるのは、まさに国連が定めるSDGs(持続可能な開発目標)の理念に合致します。焼失した首里城の復興支援事業などを含め、企業としてできることにしっかり取り組んでいきます。

トップのオフ

休日は海外映画の鑑賞やゴルフを楽しんでいます。ゴルフは山陰両県内外の経済界の知人らと各地でプレーしますね。あとはゆっくり寝ることも好きなのですが、最近は女の子の孫が二人生まれたので、かわいがっていて、写真を撮りためたりして癒されています。

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