JAしまね 代表理事組合長 石川寿樹氏 写真
代表理事組合長 石川寿樹 JAしまね

主役は君たちだ!

農業分野では今後、国際感覚を持ち、長期展望でものを見たり、考えたりできる人材が重要度を増していきます。島根でつくった食物が世界に通じる可能性もあり、そこに仕事の魅力を感じる人も増えるでしょう。JAはさまざまな支援策を通じて、熱意ある生産者の取り組みを応援し続けます。

次世代農業のモデル示す

Q1.新型コロナの農業への影響は。

特に大きな影響が出たのは牛の枝肉価格で、外食需要の減少などにより一時は前年の半分程度まで下落しました。連動して子牛価格も最大で10万円程度下がり、市場は不安定な状況となりました。花の販売額は全体として8割程度まで戻っていますが、栽培品種によっては厳しい状況が続いています。

写真1

Q2.影響を受けた農家に対し、どのような支援を行いましたか。

国の経営継続補助金事業ではJAが活用提案や申請受付を行い、1、2次申請の合計で1133件、10億6700万円が採択されました。農林中央金庫の資金も一部活用し、当JAとして総額3億5千万円の支援金を確保し、不採択者に対するセーフティーネットを県と構築しました。

Q3.JAの自己改革の状況はいかがですか。

収益の柱である信用、共済の事業環境は厳しいままですが、農業振興への影響が出ないよう、2021年度から改革プランを本格的に実施し、収支改善を図ります。「選択と集中」が肝心です。営農経済事業においても改革に向けた19施策を全県的に実践します。

Q4.地域農業の振興についてお聞かせください。

JAいずもアグリ開発が出雲市内で手掛ける高度環境制御型のリーフレタス栽培が軌道に乗りつつあります。次世代農業のモデルをJAが示し、地域に普及できればと思います。担い手対策として始めた設備や土地のリース事業は、新規就農者の増加や収量アップに貢献しています。米や園芸作物などの生産拡大や品質向上に向け、JAとして必要な設備投資を順次進める考えです。

写真2

Q5.持続可能な開発目標(SDGs)に取り組んでおられます。

農協は発足以来、SDGsの目標と親和性のある取り組みを続けてきました。農業生産拡大や食を通じた地域貢献など、職員の日々の取り組みが持続可能な社会の実現につながるとの意識を共有し、SDGsにこだわって事業展開していきます。

トップのオフ

50歳頃から俳句を始めました。日々の出来事や見知ったものをメモしておき、適当な季語と組み合わせてつくるのですが、今では日記代わりのようです。10年分の作品で句集も出版しました。俳句を通じて身についたのは観察力。何気なく漫然と物を見るか、各所に気を配りながら見るかでは大きく違いがでてきます。

< TOPへ戻る