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代表取締役 河野美知 (株)ちいきおこし

主役は君たちだ!

「誰のために何のために」を自問することが大切です。仕事は必ず社会の何かに影響するので、見失わないようにすべきです。そして、「考えるより先に行動」のほうがうまくいきます。楽しいことをやりたい、その内容は大概トレンドで、最先端のことだと思うのでスピード感を持って取り組むことが重要だと思います。

「仕掛け」を松江で変える

Q1. 起業のきっかけ、会社の理念を教えて下さい。

若い人たちと松江を変えるプロジェクトとして、企業の社長や地域団体と取り組みを始めました。2016年5月に会社を立ち上げ、翌年3月に「八百万マーケット」をオープンさせました。事業者と共に松江の新しいブランド産品を生み出す事業です。堀川遊覧船の乗り場近くにある
「Matsue Chatte(マツエチャッテ)」は、茶どころ松江を発信する拠点として、夕日が見られる時間に営業する「宍道湖サンセットカフェ」では、夕日に集まって来る人とにぎわいを 生む仕掛けを作っています。

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Q2. 「八百万マーケット」では、地元の名産を使ったおしゃれな商品を取り扱っているのが印象的です。

2年前の「不昧公200年祭」に合わせて制作した「ラテ茶碗」は自宅で過ごす時間が増えたことで再び注目されています。洗剤で洗えるシリコン製の茶せんはピンク色もあります。若い人にうけるものを取り入れていくと、今風に残っていくと考えます。熱意ある生産者と、同じ熱意でスピード感を持って取り組むことを大切にしています。

Q3. 新型コロナウイルスの感染拡大で「暮らしの新様式」が生まれ、事業も変化しましたか。

ウェブ販売はコロナ禍の前に比べて5〜6倍になっています。買う人の背中を押せるよう、動画や会員制交流サイト(SNS)での発信に力を入れています。

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Q4. 全国に緊急事態宣言が出た昨年4月から、八百万マーケットは3カ月間休業しました。その間に店舗改修し、加工販売するジュース工場を作りました。

同じ7月に始めた二つのカフェ事業は、初年は注目が集まるので、まだ本当の手応えは見えていないと思っています。2、3年目から事業を変化させていきます。常に新しく面白いものを仕掛けていきたいです。プレッシャーはありますが、松江の文化、観光資源に乗っかるだけではなく、ボトムアップできる企業を目指します。

トップのオフ

趣味は神社巡りです。10年前に神社の成り立ちを宮司さんに聞く会を立ち上げて、後に「社☆ガール」に名前を変えました。家族で温泉旅行に行くときも主要な神社には立ち寄っています。地域の成り立ちを知る謎解きのような、自分のルーツ探しのようなものです。

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