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頭取 平井耕司 (株)鳥取銀行

主役は君たちだ!

新型コロナ禍での取引先支援を通じ、改めて地銀の存在意義が認められているように感じています。デジタル化が進んでも、使うのは人であり、人と人との絆は大切です。当行にはまちづくり事業に兼業で携わる行員がおり、本来は銀行員ではできないようなことを後押しする取り組みをしています。ともに地域経済の活性化に励みましょう。

1社も倒産させない決意

Q1. 新型コロナウイルスの影響を受ける取引先の資金繰り支援に力を入れておられます。

宿泊業、飲食業を中心に未曽有の打撃を受けています。コロナ対応融資は2020年12月末時点で、約2300件、計約600億円に上りました。 コロナ関連の給付金は多岐にわたり、複雑であるため、休日相談窓口の設置をはじめ、各種制度の申請支援や受給可能な補助金を診断するサービスなどを提供し、 1社も倒産させないという強い決意で取り組んでいます。その結果、新たな取引先が増えたり、お客さまから感謝の言葉を頂いたりする場面も増えています。

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Q2. 民間調査会社によると、山陰両県企業の後継者不在率は全国上位の高さで、事業継続に向けた課題となっています。

廃業に至る可能性があり、取引先や雇用の確保という面で大きな問題と捉えています。支店長経験者らを集めた企業経営支援室を創設したほか、 事業承継支援で実績のあるバトンズと連携協定を結び、地域産業の存続に動いているところです。

Q3. エイチ・アイ・エス(HIS)、ANAホールディングスなど、異業種との連携に積極的です。

HISは取引先の海外展開、ANAとはクラウドファンディングサービスを活用した資金調達や販路拡大の支援で連携しています。 20年度は10件以上の多様な分野で協定を交わしました。外部の力を借りて、当行だけでは難しい取引先の本業支援に取り組むのが狙いで、 コロナ禍での支援を一層強化していきます。

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Q4. 23年度を最終年度とする新たな中期経営計画のスタートを切りました。

新型コロナに対応した経営改善支援、人材育成によるコンサルティング機能の強化、デジタルトランスフォーメーション(DX)戦略、 SDGs施策を含む地方創生の4本を大きな柱に据えました。SDGsは、対応した新型私募債の利活用などを通じて考え方を浸透させ、 ビジネスマッチングや地域の好循環につなげていきたいです。

トップのオフ

ドライブで妻と旅行するのが楽しみで、野沢温泉(長野県)は思い出深いですね。将来はバイクの免許をとり、日本一周旅行がしたいです。庭の花植えや枝切り、DIY(日曜大工)も好きで網戸の張り替えなどもやります。良い息抜きになりますね。

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