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代表取締役 木下須賀子 (株)ライブアシスト

主役は君たちだ!

新型コロナウイルスの流行や人工知能(AI)の活用で人と人とが疎遠になる傾向が強まっていますが、人と人とのぬくもりが大切な仕事は残っていくと思います。当社は良いケアがしたいという向上心、自主性を持つ人材が多くいます。多様な社会や現場を見て、自分で判断し、考えられる人と一緒に心地よく仕事がしたいですね。

豊かな生のためのケアを

Q1. 重度身障、難病の方も対応できる施設を両県で運営されています。

ただ生きるためのケアではなく、「豊かな生のためのケア」を目指し、一人一人に寄り添った生活・医療サービスを提供して好評をいただいています。 咽頭ケア、完全側臥位による食事介助など、先駆的な技術や知識を積極的に取り入れ、「最後まで食べられる口づくり」を目指しています。 ご利用者とスタッフがフラットな関係を築けるかどうかが、ご利用者にとって良いケア(サービス)を提供できるかどうかにかかってくると考えています。

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Q2. 鳥取県南部町で野菜などの栽培を始められました。

地元で採れた安全で旬の食材にこだわった食事の提供と、ご利用者やスタッフがともに土に触れ野菜を育て、 収穫作業をすることにより、精神的リフレッシュを得て免疫力がアップすると考えています。昨年は良い結果を得ています。

Q3. 他にはない、重度身体障害、難病の方が利用するヘルスケアアパートメントを造られたきっかけは。

一人の社員が多系統萎縮症の診断を受けたことがきっかけでした。この病気は確立した治療法はありません。 彼のためには、彼が仕事をし続けることが大切と思い、車いすになっても働き続けられる環境をつくらねばと思い、 試行錯誤しながら造ったのがヘルスケアアパートメント祇園です。

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Q4. 今月、米子市に水辺のゲストハウス「ヘルスケアアパートメント祇園庵」をオープンします。

ヘルスケアアパートメント祇園に滞在された一級建築士のS氏の設計です。筋萎縮性側索硬化症で指の先などが少し動く状態でしたが、 「Sさんなら、どんな建物に住みたいですか」の問いに、描かれた設計図が素晴らしく、「これは実現したい」と思ったのが契機となりました。 S氏は地鎮祭を見届けられ、祇園で家族やスタッフにみとられて亡くなりました。 私たちはS氏が残してくださった「祇園庵」を新たなステージとして、今後はさらに新しいサービスを創造してまいります。

トップのオフ

庭の草取りです。作業をしながら、会社で立ち向かっていくべき課題、新たな事業展開などについて思いを巡らすことが多いですね。頭を使わない単純作業で、会社と別の環境にいることで、新たな考えや発想が湧いてきます。趣味ではないですが、夫の靴下の糸くずを取るときも同じ感覚になります。

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