アルファー食品(株) 代表取締役 林隆史氏 写真
代表取締役 林隆史 アルファー食品(株)

主役は君たちだ!

社長就任の所信表明で、自分の力を信じること、強く望めば思いはかなうと話しました。そういうエネルギーがこの世には存在していると思っています。100パーセントの努力は必要ですが、若い人には強く願い、貫ける気概をもってほしい。願いは千差万別で温度も違いますが、信じることが必ず力になると思います。

被災時でもおいしい物を

Q1.1月に社長に就任されました。どのような企業を目指しますか。

先人が培ってきたコアである米の加工技術を革新し、さらに向上させたいと思っています。そしてプロ意識の高い社員を創出したいと強く思っています。併せてブランディング活動を活発化させたいと考えています。人づくりの先に社の将来があると考え、5年前から社員の自覚や人間力を高めるインターナルブランディング活動を継続中で、社内は大きく変貌したと思っています。次のステップは社外へ向けたブランディング活動を推進し、当社とアルファ化米の魅力を広め、社会より求められる企業になりたいと思っています。

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Q2.今後強化したい分野や、商品開発で目指すことを教えてください。

コロナ禍もあり、昨今では非日常が日常と化しています。非常食が常食と化す動きもあり、即食でき機能的でおいしい物へのニーズには応えていきたいと思います。被災時でも空腹を満たすだけでなく、「こんなにおいしい物が食べられるのか」と感動できる商品開発が求められているのです。「驚き」と「感動」には必ずバリューがあると思っています。それは商品開発を進める上でのキーワードであり、我々の技術だからこそ出来たと自負できる商品づくりを常に目指します。

Q3.東日本大震災から10年が過ぎました。非常食メーカーとして経験をどう生かしていきますか。

当社の商品は阪神・淡路大震災を含む2度の大震災を経て、味や機能面で大きく向上しました。今後は高齢化や国際化が進み、アレルギーや病気、宗教上の理由で食べることに制約がある人々への対応は素通りできなく、市場の視線が集まるところでしょう。震災の記憶を風化させてはいけません。社のホームページで、家庭での備蓄食を消費しながら更新する「ローリングストック法」を紹介しています。消費者の皆さまに非常食メーカーの経験を伝えるとともに、今後も引き続き被災時に寄り添える商品づくりを行っていくことが我々の使命であると考えています。

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トップのオフ

東京勤務時に体重が10㌔近く増えたことから、以来17年間、週1回約10㌔のランニングとジムでトレーニングを続けています。一人の時間を作れますし、社員を引っ張るには自分が元気でないといけないとの思いからです。おかげで高校時代と体型が変わらず、当時のジャージーをまだ着ることができるのが自慢です。

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