(一社)島根県警備業協会 会長 吉岡健二郎氏 写真
会長 吉岡健二郎 (一社)島根県警備業協会

主役は君たちだ!

エッセンシャルワーカーとして需要が高く、慢性的な人手不足の業界には若い力が必要です。人口減少が進むなかで、「安心安全」で犯罪が少ない地域づくりは、行政の定住政策にもつながる大切な要素です。国家検定資格もあり、やりがいがある仕事です。地域活性化に向けて、ともに島根を盛り上げていきましょう。

安全な地域づくりに貢献

Q1.コロナ禍での状況も含め、業界の現況はいかがですか。

警備の仕事は施設警備、交通誘導およびイベントなどの雑踏警備、現金や貴金属などの運搬警備、身辺警備の4種類に大別されます。不特定多数の方との接触や応対が避けられない仕事ですが、全国警備業協会のガイドラインを徹底周知し、会員企業から感染者は出ていません。イベント中止など一部影響はありましたが、エッセンシャルワーカー(生活必須職従事者)としての需要は高く、求人倍率が7・1倍という慢性的な人手不足が続いています。特に交通誘導では、誘導員が不足して工事に影響しています。

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Q2.人材確保面では女性の力に期待が高まります。

警備の現場で活躍する女性を「警備なでしこ」と称し、業界挙げて女性の進出を支援しています。警備業は女性ならではのホスピタリティーや細やかな感性を生かすことができる仕事です。子どものいる女性が働きやすくなるよう、引き続き加盟企業に働き掛けます。一方で、業務効率化のため、ICT、IOT、AI、ドローンなどの技術活用が急務です。警備業法改正で法定教育にeラーニング活用が認められたこともあり、2月には協会として初のICT研修会を開催しました。

Q3.生活安全産業として県民の安心・安全に取り組んでおられます。

島根県内で約3千人の警備員が活躍しています。日常業務を通じたCSR(企業の社会的責任)活動として、警察の活動を支援する覚書を結び、近年多発する特殊詐欺被害防止対策として街頭での啓発活動も続けています。また、SDGs(持続可能な開発目標)推進を協会の目標としており、専門家を招いた研修会を開催し、宍道湖・中海の清掃活動にも参加しています。社会貢献としてはコロナ禍で前線に立つ医療機関を激励したいと寄付を行いました。

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Q4.新年度の抱負をお願いします。

新年度は新たに「青年部」を立ち上げます。次世代を担う若い視点を生かして業界の課題解決、活性化につなげていきたいと考えています。

トップのオフ

15年来、海釣りを楽しんでいます。所有する船で沖合に出て、大海で波に揺られていると、日常の多忙を忘れてリフレッシュできます。これからはイサキ釣りが楽しみ。釣った魚を料理するのも楽しいですよ。海岸から見ると遠い隠岐諸島が近くに見えます。島根の美しい自然を改めて実感するひと時でもあります。

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