島根県商工会議所連合会 会長 田部長右衛門氏 写真
会長 田部長右衛門 島根県商工会議所連合会

主役は君たちだ!

人間は経験の生き物で、見て、話して、触って、体験を重ねることで「幅」が広がっていくのだと思います。現代はデジタル技術で人と人がつながりやすく、仮想体験の世界も進化していますが、一方で、従来のアナログ的なアプローチでしか得られないものがあります。本物のコミュニケーション、体験を重ねてほしいです。

農産物の高付加価値化を

Q1. コロナ禍で飲食業の苦境が続いています。

島根県内で新型コロナの感染がそこまで広がっていない状況で、ある意味、風評被害により利用者が減っています。 松江商工会議所などが松江市で実施した「松江GENKI夜市」は、発行した食事券1億8千万円分が完売し、 シンクタンクの試算で約3億円の経済効果があったようです。店舗には事前に衛生対策講習を受けてもらうなど感染防止策を講じた上で、 来店客が安心して利用できる環境づくりに努めました。

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Q2. 今後の支援展開は。

集中的に人が集まる企画ではなく、散発的に人が外出するような仕掛けを考えています。そこにGENKI夜市という実績のある枠組みを連動させ、 県内各地に経済効果を広げていければと思います。

Q3. 地域の活性化について考えをお聞かせください。

農産物の高付加価値化を進めようと、松江商工会議所は昨年から東京大学などと研究を続けています。高麗人参や冬虫夏草、ハトムギなど 県内で伝統的に栽培されてきた作物をベースに、機能性食品開発などの新しい産業展開が考えられます。土壌改良や品種改良に取り組み、 確立したノウハウを就農者に広める方針で、県西部や中山間地域、離島など各地に展開したいです。 農業に観光・宿泊を絡めた複合産業へと発展させるのが理想で、県の「美肌県」事業とコラボし「美と健康」で売り出せないかと思っています。

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Q4. 事業承継にも力を入れておられますね。

県内企業の担い手不足は深刻です。承継を進めるポイントは情報とノウハウですが、この点については関係機関との連携を強め、 あらゆるチャンネルを駆使して支援を続けます。承継の手法としてM&A(企業の合併・買収)も推奨する方針です。 ハードルが高いと感じる経営者は多いかもしれませんが、部門単位や店舗単位など部分的に切り離したM&Aも可能です。 企業のニーズを捉え、より適切な情報提供ができるよう、連合会の体制を整えます。

トップのオフ

お茶とゴルフが趣味です。基本的にいろいろな所に行ったり、物を見たりするのが好きなのですが、ゴルフの場合は、緑にあふれた気持ちの良い環境でのプレーが気分転換につながります。特に、空を切り裂くようなドライバーショットが打てた時は爽快です。

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