島根県立大学 学長 清原正義氏 写真
学長 清原正義 公立大学法人 島根県立大学

主役は君たちだ!

若者は希望だと学生を見ていて思います。社会に出ると忙しくなるので、学生時代はさまざまな経験ができる最後の自由時間と言えるのではないでしょうか。勉強も大事ですが、多くの引き出しをつくるために過ごしてほしいです。

県内入学増やし人材確保

Q1. 入試改革を進め、3キャンパスのうち先頭を切って浜田キャンパスで、新制度の2021年度入試が実施されました。目的は何ですか。

島根県内の高校生を多く受け入れることです。浜田キャンパスでは、地域づくりコースで県内高校生を対象とした連携校推薦(募集人数20人)を新設しました。

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Q2. 県内の高校生の入学を増やす目的を教えてください。

公立大学の使命は地域貢献です。県内の高校生が入学すると、卒業後に県内で就職するケースは8割に上り、高い水準にあります。 県内入学者を増やすことが地元の人材確保につながります。島根県立大学の現状は、短大部を除いて入学者全体に占める県内の高校出身者の割合は42%で、 全国平均51%を下回っています。とりわけ浜田キャンパスは28%と低い状況です。 出雲、松江両キャンパスの今後の改革を通じ、全体で50%を目指しています。

Q3. 浜田キャンパスの連携校推薦は県内の高校生が夏休みに大学で学び、秋の意見発表で合否判定する新たな制度ですね。

初回は新型コロナウイルスに影響された部分も大きかったのですが、高校と大学の連携を強めたいと考えました。 コミュニケーション能力や粘り強さといった人間力があり、将来性豊かな高校生の入学を願う時、 日ごろ生徒に接している高校の先生方の識見は必要だと思いました。連携といえば大学と企業間でも不可欠です。 長期インターンシップ(就業体験)制度の開発を視野に入れています。学生に高い意欲で就職してもらうのが狙いです。

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Q4. 今後の島根県立大学の在り方を教えてください。

入学時の学力と、卒業時や社会に出てからの学力・能力に相関関係はあまりありません。加えて企業側からは学業成績よりむしろ、 人間力に優れた人材を求められています。学生にとっては授業とともに、地域や仲間との交流、行動・経験を通じ自然に育まれる総合力が大切です。 学生の伸びしろは豊かなので、バックアップの役目を果たしたいです。

トップのオフ

週末にコイを釣ろうと、自宅近くの川によく出かけます。海釣り、渓流釣り、アユ釣りといろいろやりましたが、「釣りはフナ釣りに始まりフナ釣りに終わる」の格言があるように、身近な釣りに戻るものかもしれません。明らかに長さ1㍍以上のコイを目の前で取り逃がしたことがあって、あの悔しさは忘れられません。

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