(株)藤原技研工業 代表取締役会長 藤原陽吉氏 写真
代表取締役会長 藤原陽吉 (株)藤原技研工業

主役は君たちだ!

当社は3Kと評される職場だが、消防士だった女性が左官の仕事に魅了されてうちで修行をし、このほど独立して頑張っています。左官業も今ではかなり機械化され、重労働ではなくなりました。天職は一生の財産です。ぜひ天職を探してください。

多能工化進め社の礎築く

Q1. 幅広く事業を展開しておられます。

1968年に左官業でスタートしましたが、建設業が登録制から許可制に変わり、将来を見据えると会社も職人も多能工化しなければと考え、左官職人がタイル職人を兼務するなどの改革を行いました。また、建築や土木工事業の許可も取得し幅を広げました。左官のみでは基礎仕上げなどの下請け作業になりますが、建築や土木ができれば元請けで業務受注が可能。発注者から「任せて良かった」と言ってもらえる企業を目指しました。別会社で生コン事業も運営しています。

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Q2. 社員のレベルアップにはどう取り組んでおられますか。

資格取得のために、専門学校の費用を会社負担しています。一人で3~4の資格を保有する社員もおり、当社にとって大きな財産です。91年に技能五輪世界大会がオランダであり、日本代表選手で出場した当社社員が8位入賞。技能重視が成果となりました。

Q3. 新型コロナの影響は。

2020年春に資材不足などの影響を受け、公共工事関係が2カ月近くストップしましたが、民間事業で落ち込んだ売り上げを補い、会社全体の粗利益は確保できました。

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Q4. 2月に島根県から県民いきいき活動奨励賞を受けられました。

社員や協力会社の皆さんにお願いして、血液が不足する夏冬期に10年以上続ける献血活動と、社屋横を流れる八幡川の清掃活動などが認められたのでしょう。40代前半で大病をして輸血のおかげで命をつながれた経験があり、恩返しの思いがきっかけです。献血は50~100人規模で行っていて、今後も会社ぐるみで続けるつもりです。

Q5. 社会福祉法人の理事長もされています。

特別養護老人ホームやデイサービス、グループホームなどを同じ敷地内で運営しています。介護度に合わせて移ってもらうことも容易です。皆さんの手助けになればという思いでやらせていただいています。

トップのオフ

盆栽が一番好きです。18歳の時から松の盆栽を始め、今40鉢ほどあります。数㌢の苗を採ってきてそれを育てるのだが、成長過程を見ているのが楽しいです。ホテルに貸し出したこともあります。陶器などの骨董収集も楽しみの一つです。

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