松江工業高等専門学校 校長 大津宏康氏 写真
校長 大津宏康 松江工業高等専門学校

主役は君たちだ!

少子高齢化の時代、若い皆さんは「自分たちは、すごく大変だ」と思っているかもしれません。でも見方を変えれば、自分たちが活躍する場所が増える、と考えることもできます。ネガティブな面ばかりを見るのではなく、自分たちの活躍を夢見て頑張ってください!

卒業生の県内就職へ連携

Q1. 新型コロナウイルスの影響が全国に広がり始めた昨年4月、校長に就任されました。

4月9日に島根県内初の感染者が確認されたため、校舎と約390人が暮らす寮を閉鎖して臨時休校に入り、 5月中旬からオンラインで授業を再開しました。9月に寮を再開、学年単位の分散登校を経て、11月から従来通りの対面授業を行っています。 ガイドラインに沿った感染対策で、本校の学生と教職員から感染者は出ておらず、全国51の国立高専全体でも寮生の感染者はいません。

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Q2. 高専の卒業生は各企業にとても人気があるそうですね。

若年層で専門性が高い高専の卒業生へのニーズは高まっています。ただ、今後は従来のような知識だけでなく、インターネットスキルなどの 付加価値をつけて社会に送り出すことを考えなければいけません。また松江高専は女子学生の比率が約20%と、高専の全国平均の約21%より低いので、 より多くの女子学生を迎え入れていきたいと考えています。

Q3. 高専卒業生に対する企業のニーズはどのくらい高いのですか。

19年度の全国の求人倍率は大卒が1・83倍なのに対し、高専卒は26倍というデータがあります。松江高専は県内企業の求人倍率が2・8倍ですが、 県外も含めると36倍で、つまり県外の求人の方がはるかに多い。県内で就職する卒業生は30%前後です。より多く島根に残って活躍してもらうために、 県内の100社以上と学生が直接、話をして理解を深める授業を実施しているほか、そこに女性エンジニアに来てもらい、女性が活躍できる時代を意識した取り組みも行っています。 企業側の協力も必要になりますので、今後も連携しながら進めていきたいです。

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Q4. 未来の高専に求められることは何であると考えていますか。

付加価値の一つとして、国際化に取り組んでいきたいです。企業の海外進出が当たり前の時代ですから、学生だけでなく、教職員の意識の国際化も大事になります。 しばらく海外との交流は難しいでしょうが、先を見据えて準備していきます。

トップのオフ

タイの大学に赴任した経験があり、2019年までは東南アジア各国に年5、6回行っていたので、東南アジアの文化や食べ物、歴史に興味があります。現地に行ったときは日本では経験しないような事態になっても驚かず、怒らず、日本との違いを楽しむことにしていました。

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