(一社)島根県消防設備協会 会長 出雲正樹氏 写真
会長 出雲正樹 (一社)島根県消防設備協会

主役は君たちだ!

建物を火災から守る、安全を維持するための我々の仕事は、いわば縁の下の力持ち。人目につきにくい地味な仕事ですが、「人命を守るんだ」という使命を持って取り組める、やりがいある仕事です。資格職業へのニーズの高まりもあり、女性の求職者も増えています。皆さんもぜひ一緒に、地域の安全を守りましょう。

安全な地域づくりに貢献

Q1. 国家資格が必要な業務ですね。

スプリンクラーや自動火災報知機などの消防設備がいざという時、365日24時間いつでもきちんと稼働するようにするのがわれわれの仕事です。 病院やホテル、商業施設など不特定多数の人が出入りする建物には消防用設備の設置と定期的な点検報告が消防法で義務付けられており、 国家資格である「消防設備士」でなくては従事することができません。協会はこれらの工事や点検業務を行う島根県内53社で構成する組織です。 悪質業者を排除するため、行政や消防機関など第三者による管理委員会で年1回厳密な審査を行っています。 また、「手に職」資格に魅力を感じ、女性の求職者が増加しているのも最近の傾向です。

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Q2. 点検実施施設は一般の人でも確認できますか。

仕事の内容や意義を広く知っていただくため、新聞などでの広報を近年強化しています。点検後の建物には全国の協会加盟業者共通の 「点検済票(ラベル)」を貼り、有資格者により適正に点検が行われた信頼の証としています。一見分かりにくい点検を「見える化」し、 建物のオーナーや利用者に安心・安全に利用していただけるよう努めています。

Q3. 県内の点検状況を教えてください。コロナ禍で変化はありますか。

県内の点検報告実施率は全国平均を大幅に下回っていましたが、昨年47・2%とこの5年で10?上昇、全国平均並みの50%に近づきました。 この1年間はコロナ禍で対象事業所の廃業や介護施設などに立ち入れないケースもあり、前年比では微減となりました。 特例の期限猶予などのコロナ対策措置もありますので、引き続き関係機関と連携し、未実施の対象施設に働き掛けていきます。

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Q4. 今後の抱負を。

地域住民の生命に直結する仕事であるという自負があります。点検報告実施率は上昇傾向ですが、半数以上が未実施というのが現状。 今後も会員企業の倫理と技術の向上とともに、点検報告実施率の向上を図ることで、安全・安心な地域づくりの推進により一層貢献していきます。

トップのオフ

高校生からの趣味は音楽鑑賞。愛するクラシックとジャズを真空管アンプでレコード鑑賞するのが至福の時間です。最近は、単身赴任のために始めた料理にはまっています。よく作るのはイタリアン。日々キッチンに立つ時間は、忙しい日常で、リフレッシュできるひと時です。

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