5月20日の山陰中央新報の別刷に掲載した特別広告企画「となりのリアルを聞こう」。
山陰に暮らすさまざまな世代を取材し、そのリアルな声を集めました。
このサイトでは紙面だけではお伝えしきれなかった撮影の裏話などをご紹介。
あなたの何かを変える意見を、ぜひ見つけてみてください。
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40歳目前に、未経験から猟師に挑戦した3児の母。
現在41歳の石川さんが、狩猟を始めたのは、40歳になる少し前。
3人のお子さんがいて、まったくの未経験からの挑戦だったそうです。
世間一般では、「攻め」より「守り」に入りたくなってもおかしくない年齢。
家族もいて、公民館(現まちづくりセンター)でやりがいを感じながら働いていた石川さんが、
挑戦したことで何を得たのか、詳しく話を聞いてみました。ハタチ以来の振袖姿で撮影。「緊張したけど楽しかったです」
今回の撮影は4月某日、雲南市にある島根大東クレー射撃場で行いました。
「40歳=2回目のハタチ」を表現するため、鮮やかな振袖を着ていただき、
さらに猟銃(模擬銃)もリクエスト。
「もちろんハタチ以来の振袖ですよ(笑)。緊張しましたけど楽しかったです」と石川さん。
紙面のキリっとした表情とは異なる、やわらかな笑顔が印象的でした。 -
話せないけど、ちゃんとある!?赤ちゃんたちの意見。
出生率全国3位(※1)の島根県。私たちは今回、赤ちゃんの意見も聞いてみたいと思いました。
でも、まだ上手にしゃべれない赤ちゃんたちに、どうやって意見を聞いたらいいのだろう…。
そこで、東大赤ちゃん研究室の開教授に協力を依頼。
浜山保育園の園児さんたちといっしょに、2枚の絵を使って実験を行いました。
島根に暮らす赤ちゃんのリアルな意見に、どうぞ触れてみてください。
※1:厚生労働省2019年人口動態統計月報年計より
2枚の絵を見比べて、ペタペタと触る赤ちゃんたち。
実験は、「葉っぱの神様」をテーマに、同じ絵の具で描かれた2枚の絵を使って実施。
赤ちゃんたちは、目の前に並べられた絵を、じっと見つめたり、ペタペタと触ったり。
長く見た方や最初に触った方を気に入った絵と判断して測定しました。
下の絵は、選ばれなかった方の絵です。
開教授は「大事なのは、どちらの絵を気に入ったかということよりも、
どんな絵に興味を示すのかということ」だと教えてくれました。 -
手抜き?いいえ、愛情たっぷりのレシピでした。
皆さんは子育てにどんな信念を持っていますか?
子供のために、できる限りのことをしてあげたり。
将来や健康を思って、世話を焼いたり、叱ったり、心配したり。
すべて愛情があるからこそだと思います。
でも、もしかしたら、子供のわがままを成長ととらえ見守ることも、ひとつの愛情の形かも。
そんなことを3児の母で保健師の米倉さんに教えていただいた気がします。
娘さんの好物「汁だけ丼」。
そこには米倉さんの愛情がたっぷりと注がれていました。忙しい朝をアイデアで切りぬける!
困った時のお助けレシピ「カサ増し粥」。取材のなかで「汁だけ丼」の他に印象的だったレシピが、この「カサ増し粥」。
忙しくてバタバタしている朝のメニューとして取り入れているそうです。ポイントは海苔。
「海苔ってきっと野菜の仲間だと思うんですよね」と米倉さん。
確かに海苔は「海の野菜」とも呼ばれるほど栄養豊富な食材。
ここにも米倉さんの愛情が感じられました。 -
みんなが気持ちよく前に進める未来に出発進行!
60代の方々は若い世代と接する際に、どんなことを意識しているのか。
山陰中央新報文化センター松江教室「やさしい水彩画講座」の生徒さんに聞いてみました。
この紙面は、ぜひ若い世代の方々にも見てほしいと思っています。
世代の離れた人たちが、お互いにもっと尊重しあえるようになれば、この世界はきっと変わるはず。
みんなが気持ちよく前に進める未来に向かって、みんなでアクセルを踏みましょう。次の機会があれば、「若者が気をつけていること」の標識化も。
これらは、紙面では紹介しきれなかったその他の標識です。
今回取材させていただいた生徒さんたちは、いろいろなことを意識されていて、とても勉強になりました。
次の機会があれば、今回とは逆のパターンで「若者が、世代の離れた人と接する際に気をつけていること」も
標識化したいと思いました。 -
性教育について、親子で話し合ったことありますか?
コロナ禍で10代の妊娠に関する相談件数が増加するなど、
性教育の重要性はますます高まりつつあります。
そんななか、日々、家庭で性教育をしているという村上家。
小学1年生の娘さんに、その内容を振り返る性教育クイズを解いてもらいました。
このインタビューが、日本ではまだまだ浸透していない家庭での性教育について、
考えるきっかけになってほしいと思っています。性教育を通して、命の大切さを知ってほしい。
性交についてだけでなく、命の大切さを教えるのも性教育。
「性教育を通して、自分が大切な存在であることを知ってほしい。
そして、周りの人も大切にできる人になってほしい」と、
とにかく明るい性教育パンツの教室のインストラクターでもある母親の村上さとみさんは話します。
毎日娘さんに「生まれてきてくれてありがとう」と語りかけているという村上さん。
娘さんは自分大好きで、お母さん想いの子に育っているそうです。 -
自分らしさを残した「映え写真」と「映えていない写真」。
自己承認を求め、SNS疲れをしていると言われる20代(※2)。
元アナウンサーで、現在はeスポーツの実況者やYouTuberとしても活躍されている26歳のたいきちさんに、
「映え」についてどう思っているか話を聞いてみました。
今回の取材では、紙面に掲載した「映え写真」だけでなく「映えていない写真」も撮影。
たいきちさんの意見に、あなたも耳を傾けてみてください。
※2:「SNS疲れに関するアンケート調査」アスマーク調べより
(https://www.asmarq.co.jp/data/mr201903sns-tired/)映えている部分と映えていない部分があって、ひとりの人間。
映えている部分だけでなく、ありのままの姿もYouTubeで見せているたいきちさん。
その理由を尋ねると「両方見てもらって、自分をもっと知ってほしい」とのこと。
「こんなたいきち見たくなかった、と言われることは不安に思っていない。
両方の自分を受け入れてくれる人を大切にしたい」と取材陣をまっすぐ見つめて話してくれました。
映えていても、映えていなくても、自分らしくいることを大切に。
自分と真摯に向き合っているたいきちさんの姿がそこにはありました。 -
恋愛って若者だけのもの?70代の胸キュンを漫画に。
恋愛って若い世代だけのもの?
私たちは知らず知らずのうちに、そう決めつけていないだろうか。
今は恋愛の形も多様化しています。だからこそ、ご高齢の方々に恋愛について伺ってみたい。
そこで、山陰中央新報文化センター松江教室「中高年の健康体操」の生徒さんにインタビューを実施。
紙面には、赤裸々に語っていただいた内容をもとに作成したオリジナルの恋愛漫画を掲載しました。
あなたも、ぜひ胸キュンしてください。作画:家田明歩(漫画家)Twitter:@takedaseika
こちらも思わず胸キュン!紙面では紹介しきれなかったお話も。
インタビューでは、少し照れくさそうにしながらも好きなタイプや
理想の恋愛シチュエーションなどをたくさん教えていただきました。
なかには、私たちも思わずキュンと赤面してしまうようなお話も。
ここでは、紙面に入りきらなかった生徒さんたちの声をご紹介します。