輝(き)らりキッズ 剣道 初の個人全国大会 奮闘

「次は日本一目指す」

 道場少年選手権 貴重な経験

   槙原(まきはら) 栞那(かんな)さん(大社小5年)

姉の槙原琴音さん(左)とともに素振りに励む栞那さん=出雲市大社町杵築南、大社小学校体育館
 出(いず)雲(も)市の剣(けん)道(どう)チーム、大(たい)社(しゃ)スポーツ少年団(だん)で気(き)迫(はく)を込(こ)めて練習に励(はげ)んでいるのは、大社小学校(出雲市大社町杵(き)築南(づきみなみ))5年の槙(まき)原(はら)栞(かん)那(な)さん(10)です。槙原さんは、小学5、6年生が参加する県大会を5年生ながら勝ち抜(ぬ)き、9月に松山市であった全国道場少年剣道選(せん)手(しゅ)権(けん)大会(第36回小・中学生女子の部)に出場しました。

 槙原さんは、勝負(しょうぶ)どころを誤(あやま)らないセンスに加え、堅(かた)いガード、しっかり打ち込める面の攻(こう)守(しゅ)のバランスのよい選手です。

 剣道をやっていた両親や姉・琴(こと)音(ね)さん(12)=大社中1年=の影響(えいきょう)で、4歳(さい)の時から剣道を始めました。「練習の成果を試合で出して、勝つのが楽しかった」と、どんどんのめり込み、4年生の時には団体戦で全国大会も経(けい)験(けん)しました。

 槙原さんは週4回、練習に真(しん)剣(けん)に取り組んでいます。練習には中学生、高校生も参加しており、年上の相手との試合経験を重ねています。指(し)導(どう)する同スポ少の前(まえ)島(じま)信(のぶ)人(と)監(かん)督(とく)(50)は「剣道に対して真(ま)面(じ)目(め)だ」と槙原さんを評(ひょう)します。

大社スポーツ少年団のメンバーらと並んで前島信人監督の話を聞く槙原栞那さん(前列左から2人目)ら=出雲市大社町杵築南、大社小学校体育館
 槙原さんにとって、今回が個(こ)人(じん)戦では初の全国大会でした。各県を代表した力のある選手が集まる大会で、団体戦とはまた違(ちが)った緊張(きんちょう)感の中、上位を目指して臨(のぞ)みました。

 1回戦でいきなり準優勝(じゅんゆうしょう)した佐(さ)賀(が)県の選手=6年生=と対戦しました。槙原さんが「つばぜり合いが強かった。攻(こう)撃(げき)させてもらえなかった」と振(ふ)り返るように、実力のある上級生相手に思うような試合運びができませんでした。指導する前島監督も「途中(とちゅう)流れが来かけたが、うまくかわされ、攻(せ)めが攻めにならなかった」と分(ぶん)析(せき)します。

 次の目標は、来年の同じ舞(ぶ)台(たい)での優勝です。今回の悔(くや)しい敗戦から、槙原さんが攻め込んだことによって相手にできた隙(すき)をいかに素(す)早(ばや)く突(つ)くかが課題だとわかりました。得た教訓を胸(むね)に取り組み、さらに力をつけて今度は県(けん)勢(ぜい)初の優勝を目指します。

 「日本一になれるようにしっかりやりたい」。槙原さんは、県内でも剣道が盛(さか)んな大社町で頂点(ちょうてん)を目指して奮(ふん)闘(とう)しています。

プロフィル
【趣味(しゅみ)】走ること
【好きな食べ物】ハンバーグ
【将来(しょうらい)の夢(ゆめ)】警察官(けいさつかん)
【好きな言葉】努力
【好きな色】黄色

2018年10月17日 無断転載禁止

こども新聞