世事抄録 落としどころ

 お互いの意見が食い違い、いつまでも歩み寄らず物別れになってしまうことを、話し合いが平行線のまま終わるという。解決すべき課題に対して同じ空間で同じ日本語で話し合っていても、一度もその思いが交わることがなく、一致点が見いだせず途方に暮れてしまう状況だ。

 お互いが自らの考え方だけが正しいと主張し続けてしまえば解決の糸口は見いだせない。どうやったらその糸口を見いだすことができるのかを模索中だが、まだ答えが出せない。長い時間をかけて積み上げてきた方向性であったがために簡単には方針転換できないでいる。

 しかし、立ち止まっている時間はない。何とか落としどころを見つけなくてはならない。次の一手、二手を早急に検討し、協議を再開しなくては。一致点を見いだすには相当なエネルギーと柔軟な発想が求められるが、何とか実現に向けて頑張るしかないと思う。

 私はもともとあまり自己主張しない性格だったが仕事で役職がつけばそうもいかない。経験を重ねる中で身につけてきた自己主張、主張すべきは主張しなければ苦労を共にしてきた部下職員の思いを無にすることにもなりかねない。常日頃、仕事は楽しくなくてはならないと言い続けている身として、早くこの状態から脱却しなくてはと焦っている。さあ、気分一新。今日から知恵を出そう。

 (雲南市・マツエもん)

2018年11月15日 無断転載禁止