世事抄録 生活習慣を変える

 人が生活習慣を変えたり、やめたり、逆に加えたりするには、かなり重大なきっかけと切羽詰まった強い決意が必要だと思っていた。自分自身が医者から健康診断の時に注意を受けても一時そう決意するだけで続かないことへの言い訳でもあったのかもしれない。

 最近、先輩たちからなぜたばこがやめられたのかについて伺う機会が何回かあった。押しなべて大したきっかけはなく、ふと「やめるかなあ」という気持ちが天から降ってきた的なお話をされることが続いた。「えっ、そんな軽い感じでやめられるもんですか」と繰り返し尋ねたが、人から言われて強い決意を持ってやめようとした時は本当に苦しく何度も挫折したが、本当にやめられた時はそんな軽い感じだったとのこと。不思議なものだ。

 さて、今年の春から健康上の理由もあって、食生活を野菜中心にして、今はやっている炭水化物を極力食べないやり方を心がける生活を続けている。加えて自分でできる範囲で体を動かすようにもしている。これまでは健康診断が終わるとすぐに元の食生活、運動しない生活に戻る生活習慣を繰り返していたが、今度はなぜか続いている。

 体重も順調に減り、継続は力なりと実感しつつ、今の食生活と運動のスタイルを生活習慣に定着させたいと切に願っている。動機については決して言えないけどね。

 (雲南市・マツエもん)

2018年12月27日 無断転載禁止