世事抄録 改元を前に

 あと2カ月余りで天皇陛下が退位され元号が変わる。私も昭和、平成と生き、ついに三つ目の時代を生きることになる。側聞すると在位が最も長いのは約62年の昭和天皇、続いて明治天皇の45年6カ月、現在の天皇陛下は30年4カ月で歴代10位になるとのこと。在位中、国民のために精力的に取り組まれたご公務、またご心労に対して衷心より敬意と感謝の意を表したい。

 さて「新しい時代をどう生きるのか」と構えてはみるが、平成の時がそうだったように何事もなく新年号を受け入れ、自然に年を重ね、気が付いたら何十年って感じになりそうだ。ただ新年号になって3年目の春には、人生の大きな転機となる退職を迎える。大きな環境変化が起こるのは間違いないが、なぜかその時自分がどうなっているのかみじんも想像できない。新しい環境を受け入れられるのか。人様に迷惑をかけることはないのか。想像するだけで不安がつのる。

 今までも「何とかなるさぁ」の精神で深く悩まずにやってきたので、何とかなると思いたいが、やはり不安だ。退職後のライフプランも立てたいが、これといって趣味もなく、仕事中心のライフスタイルを変えてこなかったつけがきそうだ。う~ん、困った。じっくりと考え何か行動を起こさなければなるまい。いよいよお尻に火が付いたのかもしれない。

 (雲南市・マツエもん)

2019年2月21日 無断転載禁止