輝(き)らりキッズ アルペンスキー 大舞台経験

全中大会と国体に出場

 県選手団旗手を務める

  和田 悠良(ちから)さん(大田・志学中3年)

全国中学校スキー大会のレースを終えた直後の和田悠良さん=新潟県湯沢町、苗場スキー場
 大(おお)田(だ)市立志(し)学(がく)中学校(大田市三(さん)瓶(べ)町)3年の和田悠良(ちから)さん(15)は2月、新(にい)潟(がた)県と北海道であった二つのアルペンスキー競(きょう)技(ぎ)の全国大会に続けて出場しました。中学校生活最後の大(おお)舞(ぶ)台(たい)を終えた和田さんは「高校に入ってもスキーを続けたい」と、さらなる活(かつ)躍(やく)に向けて気持ちを高めています。

 和田さんは、家族の影(えい)響(きょう)で2歳(さい)のときにスキーを始めたといいます。

 志学中学校に入学してからは、陸上部に入って短(たん)距(きょ)離(り)種目の練習をしながら、冬には琴(こと)引(びき)フォレストパークスキー場(島根県飯(いい)南(なん)町佐(さ)見(み))に通ってスキーの練習をし、中学校の周辺でもローラースキーを履(は)くなどして、地道に体を鍛(きた)えてきました。

 本当はあがり症(しょう)で、レースの際(さい)にはものすごく緊(きん)張(ちょう)してしまうという和田さん。スタート前には、ゴール後の自分の姿(すがた)を頭の中でイメージし、硬くなりすぎないよう、気を付けているといいます。

 アルペンスキー競技は猛(もう)スピードで雪を滑(すべ)るため、「怖(こわ)さはある」と和田さんは話します。ただそのスピード感と、「滑っている途(と)中(ちゅう)は何も考えられなくなる」ほど集中できる点に、強い魅(み)力(りょく)を感じているそうです。

 この冬は雪が少なく、思うような練習ができずに苦労したといいます。また、受験勉強との両立という難(むずか)しさも抱(かか)えながら、昨年の暮(く)れには長野県を訪(おとず)れるなどして、必死に練習を重ねてきました。

冬季国体少年男子大回転で滑走する和田悠良さん=札幌市、サッポロテイネスキー場
 そして迎(むか)えた2月。4~7日に新潟県湯(ゆ)沢(ざわ)町で開かれた「全国中学校スキー大会」では男子回転と男子大回転に出場し、休むまもなく直後の14~17日に札(さっ)幌(ぽろ)市で開かれた冬季国体では、少年男子大回転に出場しました。和田さんにとって、全国中学校大会は3年連続、一方の国体は初めての出場でした。国体では、島根県選手団の旗(き)手(しゅ)という大役を務(つと)めました。

 両大会とも、なかなか上位進出はできず、特に国体は厳(きび)しい寒さで、条(じょう)件(けん)が悪い中でのレースとなりました。その中でも全国中学校大会での大回転では、山(さん)陰(いん)両県でトップの63位という結果を残すことができました。家族も「頑(がん)張(ば)った結果」と、その努力をたたえています。

 4月には高校生となる和田さん。「スキーと陸上の両立を目指していきたい」とさらなる努力を胸(むね)に誓(ちか)い、張(は)り切っています。

プロフィル
【好きな教科】英語、体育
【趣味(しゅみ)】友人との会話
【目標にしている選手】特にいない
【得意種目】大回転
【将来(しょうらい)の夢(ゆめ)】看護師(かんごし)

2019年3月6日 無断転載禁止

こども新聞