夜のイチゴ狩りいかが ステラベリーパーク日南 28日開業

28日のオープンを前にイチゴの生育状況を確認する関係者=鳥取県日南町神戸上、ステラベリーパーク日南
 総合商社の石田コーポレーション(米子市米原8丁目、石田康雄社長)が28日、夜間限定でイチゴの収穫体験ができる観光農園を鳥取県日南町神戸上にオープンする。同町は、県の星空保全指定地域で、近くシーズン入りするホタルの観賞を含め、国内だけでなく訪日外国人客(インバウンド)の滞在時間延長につながる複合体験型商品として売り出す。

 新しい観光農園「ステラベリーパーク日南」は標高約600メートルの環境に加え、暑さに強い新品種「信大BS8-9」を導入し、従来イチゴ栽培が難しかった夏から秋にかけて収穫ができるのが売り。県星空保全条例で特に美しい星空が見える保全地域に指定されている特性を生かして夜間限定営業とし、イチゴ狩りとともに農園内で星空の観察ができるよう整備する。

 さらに、ヒメボタルとゲンジボタルの乱舞が楽しめる町内の福万来(ふくまき)地区で町観光協会が毎年企画している観賞ツアーと結びつけるなど既存の地域資源と連携。インバウンドを含む観光客の満足度向上、滞在時間延長につなげる。

 グループ会社の農業生産法人日南シルクファーム(鳥取県日南町湯河)が町有の遊休ハウス5棟(計約1千平方メートル)を借り同品種6千株を栽培。28日から10月まで金、土曜の週2日、午後7時から営業する。

 町と石田コーポレーションの合同記者会見が25日、町内であり、中村英明町長は「豊かな自然環境は町の売り」とし、宿泊客の増加などに期待した。石田社長は「他品種やサクランボ、ブドウなどの栽培にも挑戦し、収穫体験が通年できる施設にしたい」と話した。

2019年6月26日 無断転載禁止

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