UIターン者課題などテーマに 全国の高校生、隠岐でアイデア競う

車座で自由討議する高校生
 全国の高校生が地域課題の解決を目指してアイデアを競う「まちづくり甲子園」が13日、隠岐島前3町村を舞台に3日間の日程で始まった。8県11校から30人が参加し、島前地域で増えるUIターン者同士の関係づくりをテーマにした課題解決の方策を探った。

 地域に根を下ろしながら世界的な視点を持つ「グローカル人材」の育成につなげようと、隠岐島前高校(海士町福井)が4年前から開いている。

 各校混合の5人一組のチームが、3町村の「人物カード」から選んだUIターン者を実際に訪ねるなどして課題の掘り起こしと解決策を提示し、その着眼点や実現性などを争う。

 初日は海士町福井の隠岐國学習センターで、チームごとに「支え合い」「つながり」をテーマにした自由討議に臨んだ。UIターン者へのインタビューもあり、ゲストとして招かれた畜産農家や子育て中の女性、役場勤務の男性に、離島に移住した理由や生活満足度について熱心に質問した。

 夏休みに海外ボランティア活動を行うという埼玉県立不動岡高2年渡辺光祐さん(16)は「考えや立場の異なる人同士をつなげながら課題を解決する力を養い、海外でも生かしたい」と話した。

2019年7月14日 無断転載禁止

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