女子ログ お隣さんのおかげ旅

 先日、近隣の町内の自主企画日帰り旅行に誘われた。行き先の鳥取は隣県だが、私も主人も初めて行く場所がほとんどだ。当日の朝、ワクワクしながらクーラーボックス持参でバスに乗り、幹事の軽快なガイドを聴きながらお酒を飲める旅はぜいたくだ。道中、大山の道の駅の管理人が笑顔で「鳥取を楽しんでね」と見送ってくれた。

 念願の鳥取砂丘。海側の丘を目指そう!と、主人と軽快に緩やかな坂を下る。その次は城壁のような急な登りだ。進もうとしても足がズブズブ沈み黒靴は砂まみれ。汗だくで横を見るとはだしで両手両足を使ってサクサク登る女子がいて、奮起した。やっとのことで丘の上に着くと、潮風が髪を揺らした。あぁ、気持ちが良い。眼下90メートルに海が見え、足元が浮いているような不思議な感覚だ。帰りは意外としんどく、「ラクダに乗りたい!」と入り口周辺のラクダを遠目に、叫ばずにはいられなかった。

 民宿で料理を堪能し、浦富海岸の遊覧船に乗る。海岸沿いは複雑で大きなおにぎり型の島がたくさんだ。洞窟に入っていくカヤックと手を振り合った。釣り人が魚を釣り上げた瞬間は船上で拍手喝采が起こり、トビウオと並走するのも心地よかった。

 旅の終わり、令和を祝う幟(のぼり)が掲げられた白兎神社で、旅のお礼と健康を願った。お隣さんのおかげで、もっと近隣を旅したくなった。

 (出雲市・こいちゃん)

2019年7月21日 無断転載禁止