三木親書、中国が高評価 平和友好条約締結訴え

 南村志郎氏が自宅書斎で発見した廖承志氏からの手紙

 1975年1月、当時就任したばかりだった三木武夫首相が、中国の周恩来首相に対し日中平和友好条約の早期締結を呼び掛けた極秘の親書を送り、これを「無限の感慨で拝読致しました」とした周氏の腹心、廖承志氏=中日友好協会初代会長=の手紙の存在が3日までに確認された。

 中国側の高い評価は、72年9月の日中国交正常化を受けて条約の早期締結に意欲を燃やした三木氏の熱意が周氏に伝わった結果とみられ、手紙は日中外交の水面下の動きを示す貴重な史料だ。(共同)

共同通信社 2019年9月3日 無断転載禁止