日ロ平和条約交渉、進展せず 首脳、11月に次回会談

 会談前、握手するロシアのプーチン大統領(右)と安倍首相=5日、ロシア・ウラジオストク(共同)

 【ウラジオストク共同】安倍晋三首相は5日、ロシア極東ウラジオストクでプーチン大統領と会談した。北方領土問題を含む平和条約締結交渉を巡り、未来志向で作業を進める方針で一致したが、具体的な進展は得られなかった。北方四島での両国による共同経済活動に関し、早期の具体化へ取り組むことを確認。11月にチリで開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議の際、再び会談すると申し合わせた。

 平和条約交渉の大筋合意を目指した6月の大阪での会談が不発に終わり、首相は仕切り直しを図ったが、合意への道筋の険しさが改めて鮮明になった。

共同通信社 2019年9月5日 無断転載禁止