クロマグロ回復も依然低水準 漁獲枠拡大、日本に逆風

 【ポートランド共同】米西部オレゴン州ポートランドで開かれている中西部太平洋まぐろ類委員会の北小委員会は4日(日本時間5日)、引き続き太平洋クロマグロの資源管理を巡り協議した。日本が求める漁獲枠拡大には資源量が着実に回復していると全会一致で合意する必要があるが、依然として資源は極めて低い水準にあるのが実情で、日本にとって逆風となっている。

 日米などの科学者らでつくる国際機関「北太平洋まぐろ類国際科学小委員会」が昨年公表した資源評価によると、産卵能力のある太平洋クロマグロの親魚の量は2010年にピーク時の1割以下まで激減。その後は緩やかに回復している。

共同通信社 2019年9月5日 無断転載禁止