WTO勝訴、日韓に新たな火種 バルブ関税巡り是正勧告

 【ソウル共同】世界貿易機関(WTO)は10日、日本製のバルブに韓国が課した反ダンピング(不当廉売)関税について、韓国に是正を勧告する報告書を公表した。韓国が是正措置に応じない場合は日本が対抗措置を取ることができる。韓国は反発を強めるとみられ、元徴用工問題や日本の輸出規制強化で対立が深まる中、両国は新たな火種を抱えることになった。

 韓国メディアは報告書に関し「韓国が実質的な争点の大部分で勝った」と報道。毎日経済新聞(電子版)は、韓国政府当局者の話として「現在の(関税)措置を維持する可能性が高い」と伝えており、今後の対応を巡って対立が長期化する可能性がある。

共同通信社 2019年9月11日 無断転載禁止