校内の登り窯から「窯出し」、大田三中

登り窯から焼き上がった作品を取り出す大田第三中学校の生徒
 島根県大田市水上町の大田第三中学校で19日、校内の登り窯で焼いた陶芸作品の窯出しがあった。窯業が盛んな地域の特色にちなみ、ものづくりの楽しさを学ぶ同校の恒例行事で、全校生徒19人が手掛けた味わいのある食器や花器などが次々と窯から顔を出した。11日2日の文化祭で展示する。

 窯出しされたのは6月に作陶、7月に素焼きと釉薬(ゆうやく)塗り、8月に本焼きに取り組んだ作品。地元の瓦製造販売業「シバオ」の芝尾金男会長(78)がその都度、指導に当たった。

 この日は、入り口をふさいでいたれんがを取り除き、中から慎重にリレー方式で焼き上がった作品を取り出した。皿やわん、湯飲み、カップなど、近くの保育園の園児や地元住民が作ったものを含め300点を超える作品は、色合い、表情とも一つ一つ異なり、「きれい」「すごい」と感嘆の声が上がった。

 生徒会長の大中結衣さん(14)=3年=は「この学校でしか経験できない。貴重な体験になった」と話した。

2019年9月19日 無断転載禁止

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