秋告げるヨズクハデ 大田にお目見え

温泉津小学校の児童と共にヨズクハデに稲束を掛ける西田ヨズクハデ保存会のメンバー=大田市温泉津町西田
 島根県大田市の市有形民俗文化財で、同市温泉津町西田地区の「ヨズクハデ」が25日、稲刈りを終えた田んぼで設置された。地区で技術を受け継ぐ伝統の「稲はで」で、フクロウ(別称ヨズク)が羽を休めているように見える秋の風物詩。10月中旬まで見られる。

 晴天の下、地区住民でつくる西田ヨズクハデ保存会が、温泉津小学校(大田市温泉津町福光)の4年生13人と共に設置。長さ約6メートルの丸太4本で、高さ5メートルほどの四角すい状の骨組みを作り、刈り取ったばかりの「きぬむすめ」約650束をリレー方式で掛けた。

 温泉津小の森岡沙菜さん(10)は「初めての体験だったけれど、うまくできた。百点満点」と笑顔を見せた。同保存会の中井秀三会長(74)は「体験を通して地区への愛着を感じてもらえたらうれしい」と話した。

2019年9月26日 無断転載禁止

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