世事抄録 スマホ依存

 年がいもなくスマートフォンが日常生活の時間を少しずつ侵食していくのを感じる。もしかしたら依存症じゃないのかと多少の不安を感じている。会員制交流サイト(SNS)のメッセージやネットの新着情報が来ていないかを何げにチェックしている自分に気が付いた時、不安を一瞬感じるが、またすぐ画面に視線を送っている。

 最近、この状態に一石を投じてくれる事件が起こった。スマホが何の予兆もなく突然ブラックアウトして使えなくなった。何とか復活したが、悩んだ末に機種変更をしたのだ。これでスマホ本体のサイズが少し大きく、重くなったために手で持つこと、胸ポケットに入れて持ち歩くことを負担に感じ始めてきたのだ。幸いなことに、これによって画面を見ている時間が微妙に減少してきた。とても単純な要因だった。

 スマホでスマホ依存症を調べてみると(笑)さまざまな分析がされ、対処法も書かれていた。この世にはスマホ依存症を克服するために電波の届かない場所での1週間合宿があるらしい。また、SNSから離れることによるソーシャルデトックス効果も語られていた。

 スマホがなくても間違いなく生きていける。問題はどううまく付き合い、使いこなしていくことではないか。いずれにしてもこのままでは老眼がどんどん進んでいってしまう。画面を見る時間を着実に減らして目を休めたいと心底願っている。     

(雲南市・マツエもん)

2019年9月26日 無断転載禁止