SO知って 島根のスタッフ持田さん企画 松江でイベント交流

ボッチャを楽しむ持田祐里さん(前列中央)とアスリートら
 知的障害のある人にスポーツに親しむ機会を提供する「スペシャルオリンピックス(SO)日本・島根」(事務局・島根県雲南市)に、昨年からスタッフとして関わる県立大松江キャンパス2年の持田祐里さん(20)が、SOのスタッフやアスリートと県立大生が交流するイベントを26日、松江市内で開いた。SOについて興味を持ってもらおうと企画し、関係機関の協力を得るなどして実現。学生たちは球技のボッチャを通じてアスリートらから話しを聞き、理解を深めた。

 SOは知的障害者のスポーツ技術向上や体力増進、共生社会の実現に取り組む国際組織。県内では2012年、雲南市に事務局を置き活動を本格化させており、現在は約80人がバスケットボールや競泳、サッカーなど8種目で練習し全国大会や世界大会に挑戦している。

 持田さんは昨年11月に柔道競技のスタッフを始め、活動する中で他県のスタッフを関係者から紹介してもらい、県内のアスリートや他県のスタッフが県立大生と交流する機会を作ることでSOを広く周知しようととイベントを企画。事務局の協力を得ながらメールなどでやりとりし準備した。

 イベントは松江市浜乃木7丁目の県立大松江キャンパスで開催し、宮城学院女子大の学生でスタッフの2人と松江、雲南両市在住のアスリート4人、県立大生6人が参加。白い球を的に、敵味方に分かれて赤と青の球を6球ずつ投げ合い、的に近づけた方のチームが勝ちとなるボッチャを行った。学生たちは球技を通じて触れ合いを深めながら、アスリートらからSOの概要や他県での取り組み方などを聞いていた。

 アスリートの渡部亮さん(25)=雲南市掛合町=は「県内外の学生と交流ができて良かった。SOを広めていきたい」とし、持田さんは「参加者みんなが楽しみながらSOについて学んでくれてうれしかった。今後も交流を続けていきたい」と意気込んだ。

2019年9月27日 無断転載禁止

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