松江農林生が自然調和の庭造り 古民家改装の宿泊施設

廃材のタイルを敷き詰めて庭をつくる松江農林高校の生徒たち
 松江農林高校環境土木科造園コースの3年生5人が、松江市美保関町美保関の古民家を改装した宿泊施設の庭造りを手掛けている。地域の課題を解決する「課題研究」授業の一環で、廃材を活用して自然と調和するデザインを考案し、7日に現場作業を始めた。

 庭は約20坪の広さで、近くの旅館・美保館が大正時代に建造された古民家を改装し、5月に営業を始めた貸し切り型旅館「別邸月名離宮」内にある。

 生徒は官民でつくる「まつえ農水商工連携事業推進協議会」の依頼で6月に設計作業に着手。松江市内の造園会社「Soraniwa(ソラニワ)」の作野良代表(40)の手ほどきを受け、「自然と調和する庭」をテーマに散歩を楽しめる庭園のデザインを考案した。

 この日は近くの古民家の解体時に出た浴室タイルを庭の一角に敷き詰め、敷地内に放置されていた来待石の灯籠を再配置するなどした。

 鈴木ひよりさん(18)は「竹製の目隠しでエアコンの室外機を隠すなど、自然を感じられる工夫を凝らした」と説明。田辺芽唯さん(17)は「庭園を散歩したり、部屋から眺めたりして、さまざまな角度から庭を楽しんでほしい」と笑顔で話した。

 生徒は11日まで現場作業を続ける予定。

2019年10月8日 無断転載禁止

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