エクアドル政権と先住民ら対話 緊縮策撤回とデモ中止合意

 モレノ大統領の財政緊縮策撤回を喜ぶ人々=13日、キト(ロイター=共同)

 【ハバナ共同】南米エクアドルの左派モレノ大統領が財政健全化のため打ち出した緊縮策を巡り、先住民らによる抗議デモや治安部隊との衝突が続いていた問題で、政権側と先住民代表が13日対話し、緊縮策の撤回と引き換えにデモを中止することで合意した。地元メディアなどが報じた。

 政権は騒乱の続く首都キトから西部グアヤキルへの一時的な政府機能移転を強いられ、同国の石油生産にも影響が出ていた。衝突による死者は少なくとも7人、逮捕者は千人以上に上っている。

 政権と先住民側は今後、委員会を設置し新たな財政再建策を取りまとめる。両者の対話は、国連などが仲介して実現した。

共同通信社 2019年10月14日 無断転載禁止