海保、チャットでも海の118番 11月から、聴覚障害者向け

 海上保安庁が導入する、チャット形式による通報のやりとりのイメージ(同庁提供)

 海上保安庁は15日、海の事故を通報する118番に、スマートフォンのチャットが使える仕組みを導入すると発表した。11月1日からサービスを始める。専用サイトで通報ボタンを押すと海保につながり、文字によるやりとりとなる。聴覚や話すことに障害がある人が利用しやすくする狙い。

 海保によると、チャット形式で利用するには、事前に住所、氏名、障害の内容などを登録する必要があり、通報時には通信料もかかる。健常者には従来同様、自分の声による118番をするよう求めている。

 海保の担当者は「緊急時の通報に不便を感じていた方が、少しでも安心して海で過ごせるようにしたい」と話した。

共同通信社 2019年10月15日 無断転載禁止