松江シティ 大分に完敗 JFL

【第27節・松江シティFC-ヴェルスパ大分】0-5で敗れ、肩を落としながら引き上げる松江シティFCイレブン=松江市営陸上競技場
 日本フットボールリーグ(JFL)は10日、第27節8試合があり、15位の松江シティFCはホームの松江市営陸上競技場で9位のヴェルスパ大分に0-5で敗れた。降格圏(15位)脱出に向けて白星を積み上げることはできなかった。通算4勝9分け14敗の勝ち点21で、15位のまま。

 リーグ戦は残り3試合。松江シティの第28節は17日、アウェーの豊田市総合運動公園陸上競技場で12位のFCマルヤス岡崎と戦う。


 ▽第27節(松江市営陸上競技場、513人)
ヴェルス 5 1-0 0 松江シテ
パ大分    4-0   ィFC
▽得点者【ヴ】利根瑠偉2、中村真人2、前田央樹


 【評】松江シティはこぼれ球を奪われる場面が多く、5失点。攻撃はシュートまで持ち込めず、完敗した。

 前半19分、クリアボールを拾われ、ミドルシュートで先制を許した。後半8分にコーナーキックから2点目を失うと、その後もサイドに展開されて失点を重ねた。

 反撃しようにも攻め手を欠いた。ペナルティーエリア内にボールを入れられず、パスが通っても相手のプレスに押されてミスが目立った。


ロングボールに苦しむ

 スタンドから何度もため息が漏れた。苦手意識のあるロングボール主体の攻撃に手を焼き、攻めてもミスでボールを失い、シュートもほとんど打てずじまい。残留へ勝ちが欲しい中、勝ち点すら積めない完敗だった。

 ロングボールを蹴られて最終ラインが下がり、中盤にスペースが空いたのが苦しんだ要因だった。こぼれ球をことごとく拾われ、攻撃を組み立てられた。

 先制された後はラインを上げようと意識するも「ちぐはぐになった」と田平謙主将。最終ラインがそろわずに裏を取られ、前線が積極的にプレスにいく分、中盤でさらにスペースが生まれた。

 攻撃も見せ場はほとんどなかった。ペナルティーエリア内にフリーの選手を見つけられず、パスを出してもボールが足につかず、奪われるという繰り返しだった。

 失点を重ね、試合中に下を向く選手も見られた。試合後「気持ちを出して戦わないと見てくれる人に伝わらない。観客の方に申し訳ない」と田中孝司監督はイレブンに伝えた。残り3試合、絶対に勝つという気持ちを見せてほしい。

2019年11月12日 無断転載禁止