島根発スローライフPR 英語ガイド兼写真集発行

日祖地区をPRする英語版ガイドブック兼写真集を紹介する近江雅子さん=大田市温泉津町日祖、HISOM
 築100年近い古民家を活用し北欧をイメージした雰囲気を売りとする島根県大田市温泉津町日祖(ひそ)の民泊施設「HISOM(ヒソム)」と同名の英語版ガイドブック兼写真集ができた。施設は地名とかけて、都会の騒がしさを離れ、時間を忘れて過ごしてもらおうという思いが込められており、ガイドブックで周辺の風景や暮らしなどを紹介して「スローライフ」の魅力を伝える。

 発行したのは民泊施設を運営する住民組織「ゆのつ民泊・体験事業協議会」。プロの写真家、島根県川本町のデザイナー神吉(かんき)絵(かい)さん(41)らの協力で、海岸線の風景や伝統的なノリ採取の様子、漁師ら地元住民の暮らし、近くの温泉津温泉や石見神楽の面工房、窯元などを取り上げ、B5判、128ページに収めた。

 訪日客、観光業者向けに300冊発行し、民泊体験で職員が訪れたことがあるフィンランド大使館などに贈るほか、1冊3千円で販売。2020年3月には未掲載カットを含めた写真展を松江市内で開くほか、日本語版の発行予定もあり、同協議会の近江雅子代表(40)は「島根発のゆっくり、ひっそり、こだわりある暮らしを発信したい」と話した。

2020年1月1日 無断転載禁止