電機労組、ベア3千円要求 交渉本格化、ばらつき容認

 日立製作所の中畑英信執行役専務(左)に要求書を手渡す労組の坂本達哉中央執行委員長=13日午後、東京都千代田区

 日立製作所やパナソニックなど電機大手の労働組合は13日、2020年春闘の要求書を経営側に提出し、労使交渉が本格化した。賃金水準を底上げするベースアップ(ベア)はそろって月額3千円を提示。自動車の労組がベア要求で対応が分かれたのに対し、電機労組は統一要求を維持した。ただ回答のばらつきを初めて容認しており、交渉の行方が注目される。

 日立では13日、都内の本社で中畑英信執行役専務に日立製作所労働組合の坂本達哉中央執行委員長が要求書を手渡した。中畑氏は、新型コロナウイルスによる肺炎や厳しい業績を挙げ「去年より悪くなっている。組合とも認識を合わせたい」と述べた。

共同通信社 2020年2月13日 無断転載禁止