日本人の資産伸び低調、世界倍増 19年で2割、低金利や住宅停滞

 主要通貨の紙幣。左から米ドル、英ポンド、中国の人民元、日本円、ユーロ(共同)

 【ロンドン共同】日本人の資産の増え方は、世界的に見て鈍い―。スイス金融大手クレディ・スイスが20日までにまとめた世界の富に関する報告書で、こんな結果が出た。世界全体では、2000年末から19年半ばにかけて成人1人当たりの資産保有額は2・3倍に膨らんだが、日本はわずか2割増。

 報告書では低金利や住宅価格の停滞などが原因と分析。00年末時点では日本よりも資産保有額が少なかった先進国にも次々と抜かれた。

 19年半ばの国別の保有資産額は、米国が00年末の2倍。英国は88%増、シンガポールは2・6倍、フランスも2・6倍となり、いずれも日本を逆転した。

共同通信社 2020年2月20日 無断転載禁止