ラグビーW杯、実質黒字60億円 競技発展の遺産事業へ

 ラグビーW杯日本大会決勝のイングランド―南アフリカ戦で盛り上がるスタンドのファン。日産スタジアムには7万人を超える観客が集まった=2019年11月、横浜市

 昨年開催されたラグビーのワールドカップ(W杯)日本大会の組織委員会が、大会の実質的な黒字額として60億円台を見込んでいることが6日、関係者への取材で分かった。大会後のラグビー界発展に寄与するレガシー(遺産)事業として支出に組み込む方向で調整している。

 具体的な使途は組織委理事会や、組織委を設立した日本ラグビー協会理事会で議論される。既にW杯を契機とした競技普及、振興に向けたさまざまな意見が出ており、関係者が検討を続けている。2012年5月に発足した組織委はことし3月末に解散。日本協会は近く50年までの中長期計画をまとめる。

共同通信社 2020年3月6日 無断転載禁止