益田・高津小1、2年生 卒業生へ花で伝える ありがとう

卒業式会場の体育館でプランターの出来栄えを確認する高津小学校1、2年生
 卒業するお兄さん、お姉さんに感謝を伝えようとと、益田市立高津小学校(島根県益田市高津1丁目)の放課後児童クラブを利用する1、2年生11人が17日、卒業式会場となる体育館を、プランターに植えた花で飾った。手書きのメッセージ付きで、それぞれの思いも書き記した。

 同市内の小中学校は、全国的な新型コロナウイルスの感染拡大を踏まえ、3日から休校中。規模を縮小して19日に行われる高津小の6年生66人の卒業式にも、在校生は出席しないことが決まっている。

 このため、同校近くの放課後児童クラブに通う1、2年生を対象に、PTAやボランティアハウスなどでつくる「高津地区つろうて子育て協議会」(鹿野浩一会長)が、卒業式の花の飾り付けを企画。

 放課後児童クラブがある高津保育園で、1、2年生は「中学になってもがんばってください」などのメッセージをカードに書き込み、ヒナギクやヒメキンギョソウをポットからプランター7基に植え替え、さらに2人一組でプランターを抱え、約100メートル離れた小学校の体育館まで運んだ。

 中尾瑞紀教頭は「涙が出そうだ。雲が晴れたような気がする」と、卒業生に代わって感謝。1年生の下津蒼太君(7)は「登校の時、連れて行ってくれてありがとう、と書いた。きれいな花とともに僕たちの思いが伝わるとうれしい」とほほ笑んだ。

2020年3月18日 無断転載禁止