出雲の古民家で3000株 クリスマスローズが見頃

斜面に咲く薄紫や白色のクリスマスローズ=出雲市佐田町高津屋
 島根大名誉教授の有馬毅一郎さん(81)=松江市西川津町=が、所有する出雲市佐田町高津屋の古民家の庭で育てている3千株以上のクリスマスローズが見ごろを迎え、一般公開が28日、始まった。昨春で最後にするつもりだったが、毎年楽しみにする人たちの声を受けて開放することにした。豊かに咲き誇る春の花々が、来場者の目を引いている。

 庭には約20年前から育ててるクリスマスローズのほか、モクレンやモモ、スイセンなどを植えている。

 有馬さんは毎年4月上旬に庭を一般公開し、合わせて古民家で水彩画や型染め、版画など知人らの芸術作品を集めた展示イベントを開催してきた。

 高齢になったこともあり、一般公開を取りやめようと検討していたが、「今年はいつかね」といった期待の声を多数受け「頑張れるうちは続けたい」と思い直した。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で古民家での作品展示こそ断念したが、自宅から約60キロの道のりを定期的に通い、世話を続けてきた花は今年も見事に咲いた。有馬さんは「手入れは大変だが、皆に喜んでもらえるよう頑張りたい」と話した。

 公開は29日、4月4、5日に実施する。午前10時から午後4時まで。

2020年3月29日 無断転載禁止