羽田・都心ルート、初日は飛行なし 国際線増便も感染拡大が直撃

 羽田空港の国際線増便を目的に、着陸機が東京都心を通過する新たな飛行ルートの運用が29日、始まった。都心を飛ぶのは、南風が吹いた場合の午後3~7時で初日は南風とならず、実際の飛行はなかった。新ルートでは国内、国際線ともさいたま市付近から南下し、新宿や渋谷を経て羽田に向かう。人口が集中する首都圏を縦断するため、騒音や機体からの部品落下など住民生活に影響が出る恐れもある。

 国土交通省は、国際線で1日当たり50便の発着枠を増やしたが、新型コロナウイルスの感染拡大で、運航本数が激減する厳しい環境でのスタート。増築された第2ターミナルは29日、利用客がまばらだった。

共同通信社 2020年3月29日 無断転載禁止