出雲大社から市街地のアクセス容易に 矢尾今市線が開通

通り初めをする保育園児や関係者=出雲市矢尾町
 出雲市の市街地北部を南北に結ぶ島根県道・矢尾今市線の大塚工区(2車線、延長1.63キロ)が26日、全線開通した。県が約17年かけて整備を進め、平田、大社両地域と市街地の間のアクセス向上や周辺道路の混雑緩和が期待される。

 県道矢尾今市線は同市矢尾町の国道431号と同市今市町の国道184号を結ぶ約3.3キロの幹線道路。このうち、出雲第三中学校付近から市役所付近までの区間は先行供用していた。この日は残る国道431号東林木バイパスと県道斐川出雲大社線に接続する大塚工区の北側区間(940メートル)が開通した。

 同日の開通区間の総事業費は約60億円で、現道と並走するバイパスとして整備した。

 同市平野町の高浜コミュニティセンターであった開通式で、式典主催者の柳楽茂範実行委員長は「市の発展に欠かせない道路であり、今後の市北部の発展と活性化、交通安全を願う」とあいさつ。続いて、現地で長岡秀人市長らがテープカットを行い、地元のさとがた保育園のマーチングバンドを先頭に100人以上の住民や関係者が通り初めをした。

2020年12月27日 無断転載禁止