「う○こちゃん」人気上昇中 雲南の”非公式”ゆるキャラ

グッズを紹介するメンバー
 島根県雲南市の非公式キャラクター「雲子(うんこ)ちゃん」の人気が高まっている。これまで市の広報誌などにとどまっていたが、胸部分にイラストを入れたポロシャツの販売が好調で、運営する市民団体はグッズ販売による寄付を活用し「着ぐるみを作りたい」と目標を掲げる。

 「雲子ちゃん」は、雲南市の雲から生まれた妖精という設定。市職員が考案し入道雲のようなヘアスタイルと垂れ目が特徴だ。2014年に市の広報誌に案内役として登場。現在は、市民団体「雲子ちゃんの会」が管理している。

 20年夏、雲子ちゃんのイラストを胸元に入れたポロシャツを販売したところ、口コミで評判が広がり、200枚以上を売り上げるヒット商品に。トートバッグやランチバッグ、布製のキーホルダーなど関連の布製品を手掛ける光栄刺繍(ししゅう)(雲南市三刀屋町粟谷)への来店や問い合わせが増加した。市うんなん暮らし推進課も移住定住フェアで配布するクリアファイルなどのデザインに採用。20年8月からはLINEスタンプの販売も始めた。

 あえて「非公式」としたのは、敷居を低くして、雲南市のPRに幅広く使ってほしいという思いから。同会メンバーの金築莉那さん(28)は「雲南市をイメージしてもらえる存在になってほしい」と期待を込める。

2021年1月19日 無断転載禁止