第15回島根県わがまち新聞コンクール 入選作品
島根県NIE推進協議会(会長・有馬毅一郎島根大名誉教授)が募集した「第15回島根県わがまち新聞コンクール」の審査会がこのほどあり、入賞作品18点が決まった。
コンクールには個人も含め小学校4校、中学校4校の計8校(前回6校)から合わせて389点(同470点)の応募があった。審査委員長の有馬会長と、日本新聞協会NIEアドバイザーの先生4人の計5人が審査委員を務め、小、中学校の2部門で最優秀賞各1点、優秀賞各2点、優良賞は小学校5点、中学校7点の計12点を選んだ。
入賞作品は自分たちが住む町や地域の名所・旧跡、伝統行事・産業、環境問題などを精力的に取材、紹介している。
表彰式はNIE月間(11月)中の11月3日午後1時から松江市殿町の山陰中央新報社3階大会議室で行われる。
コンクールには個人も含め小学校4校、中学校4校の計8校(前回6校)から合わせて389点(同470点)の応募があった。審査委員長の有馬会長と、日本新聞協会NIEアドバイザーの先生4人の計5人が審査委員を務め、小、中学校の2部門で最優秀賞各1点、優秀賞各2点、優良賞は小学校5点、中学校7点の計12点を選んだ。
入賞作品は自分たちが住む町や地域の名所・旧跡、伝統行事・産業、環境問題などを精力的に取材、紹介している。
表彰式はNIE月間(11月)中の11月3日午後1時から松江市殿町の山陰中央新報社3階大会議室で行われる。
【最優秀賞】
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小学校の部 「意宇ネット」大込 有馬(松江市立出雲郷小6年) |
中学校の部 「浸水対策新聞」片岡 瑞彩(島根大付属義務教育学校7年) |
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【優秀賞】
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小学校の部 「出雲国府新聞」佐藤 瑠奈(松江市立出雲郷小6年) |
小学校の部 「風どきのおか新聞」中沢 松也(松江市立持田小3年) |
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中学校の部 「玉造温泉発掘新聞」新宮 杏夏(松江市立玉湯中1年) |
中学校の部 「旧法吉村名所などころ新聞」栗岡 佑万子(島根大付属義務教育学校7年) |
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【優良賞】
小学生の部
「フォーゲル新聞」星野莉彩(松江市立持田小3年)
「白かた天まん宮新聞」白石由姫乃(同)
「古志原新聞」永瀬愛華(松江市立古志原小4年)
「松江城新聞」門脇彩花(松江市立持田小6年)
「月山富田城の戦い 勝利はどちらへ」古澤優真(同出雲郷小6年)
「みんなのふるさと 東出雲 特産品 観光」花田璃桜(同)
中学校の部 「47番目に有名な島根のキラリPR新聞」森脇柊・伊藤羽琉・岩成穂果・長島幸来(松江市立湖北中1年)
「玉湯の神様新聞」片石琴羽(同玉湯中1年
「高麗人蔘(にんじん)新聞」濱野恭伍(島根大付属義務教育学校7年)
「~花と鳥の楽園~松江フォーゲルパーク新聞」徳安凜(同8年)
「まい!仁多米新聞」武田沙季(同)
「自らも助け他人も助ける新聞」目次亜留美(同)
▽「知って考えよう!原子力新聞」内藤才浬(同)
「白かた天まん宮新聞」白石由姫乃(同)
「古志原新聞」永瀬愛華(松江市立古志原小4年)
「松江城新聞」門脇彩花(松江市立持田小6年)
「月山富田城の戦い 勝利はどちらへ」古澤優真(同出雲郷小6年)
「みんなのふるさと 東出雲 特産品 観光」花田璃桜(同)
中学校の部 「47番目に有名な島根のキラリPR新聞」森脇柊・伊藤羽琉・岩成穂果・長島幸来(松江市立湖北中1年)
「玉湯の神様新聞」片石琴羽(同玉湯中1年
「高麗人蔘(にんじん)新聞」濱野恭伍(島根大付属義務教育学校7年)
「~花と鳥の楽園~松江フォーゲルパーク新聞」徳安凜(同8年)
「まい!仁多米新聞」武田沙季(同)
「自らも助け他人も助ける新聞」目次亜留美(同)
▽「知って考えよう!原子力新聞」内藤才浬(同)
総 評 有馬 毅一郎(島根県NIE推進協議会会長)
良い学習、良い新聞には相関性
今年も意欲的な作品が多く集まりました。過去には応募校・個人にやや固定化傾向がありましたが、この3年間は応募数の増加や広がりが見られるようになっています。
「わがまち新聞」というのは、教室と実地での学習や活動の相互作用によって出来上がります。その成果の良さが新聞の出来に大きく反映します。
良い学習から良い新聞が生まれ、逆に、良い新聞作りが良い学習や経験をもたらすということです。この教育的意義に着目して、学校でも新聞作りが組み入れられているのです。
学習の成果としての手作りの「新聞」は、その土地や事象の一面を浮き彫りにし、作者自身の人柄・個性をも表出した味わい深いものです。
また、学校ごと、学級ごとに特色の違いが出てきます。一定の指導の結果ですが、学校内に根付いている新聞作りの伝統・教育の積み上げも大きく作用することが分かります。
多くは個人作品ですが、数人の共同製作も見られました。「共同で」の教育的意義はあるわけで、工夫してもっと生かすべきかもしれません。用紙もA3判から模造紙までいろいろです。狙いに応じて、指導も工夫したいものです。
新聞作り特有の多面的で総合的な教育的価値を理解した上で、適切で有効な活用が推進されることを願っています。
今年も意欲的な作品が多く集まりました。過去には応募校・個人にやや固定化傾向がありましたが、この3年間は応募数の増加や広がりが見られるようになっています。
「わがまち新聞」というのは、教室と実地での学習や活動の相互作用によって出来上がります。その成果の良さが新聞の出来に大きく反映します。
良い学習から良い新聞が生まれ、逆に、良い新聞作りが良い学習や経験をもたらすということです。この教育的意義に着目して、学校でも新聞作りが組み入れられているのです。
学習の成果としての手作りの「新聞」は、その土地や事象の一面を浮き彫りにし、作者自身の人柄・個性をも表出した味わい深いものです。
また、学校ごと、学級ごとに特色の違いが出てきます。一定の指導の結果ですが、学校内に根付いている新聞作りの伝統・教育の積み上げも大きく作用することが分かります。
多くは個人作品ですが、数人の共同製作も見られました。「共同で」の教育的意義はあるわけで、工夫してもっと生かすべきかもしれません。用紙もA3判から模造紙までいろいろです。狙いに応じて、指導も工夫したいものです。
新聞作り特有の多面的で総合的な教育的価値を理解した上で、適切で有効な活用が推進されることを願っています。
★過去の入選作品



