島根県庁(左)と鳥取県庁
島根県庁(左)と鳥取県庁

 島根、鳥取両県が27日、定点医療機関で18日から24日に報告された新型コロナウイルスの感染者数が島根366人、鳥取270人で、1定点当たり島根9・63人、鳥取9・31人だったと発表した。前週比で島根は4・05人、鳥取は6・17人、それぞれ減少した。

 島根の管内別内訳は、松江(定点医療機関11)105人、出雲(9)87人、浜田(5)71人、雲南(3)38人、益田(5)35人、県央(3)26人、隠岐(2)4人。25日時点で即応病床とコロナ患者が入院する一般病床の使用率は43・1%で、入院患者110人のうち重症者は2人。

 鳥取の保健所管内別内訳は、米子(11)139人、鳥取市(12)74人、倉吉(6)57人。

 島根県感染症対策室によると、島根は前週(9月11~17日)に引き続き10歳未満と10代の子どもの感染者が減少傾向。一方、インフルエンザは1定点当たりの感染者数が前週比1・36人増の4・18人で、県はコロナとともにインフルの感染拡大を警戒するよう呼びかけている。

(中島諒)