段飾りのひな人形を並べる園児=島根県津和野町邑輝、旧堀氏庭園
段飾りのひな人形を並べる園児=島根県津和野町邑輝、旧堀氏庭園

 ひな人形展が開かれている島根県津和野町邑輝の国指定名勝・旧堀氏庭園で25日、町内の保育園児が7段飾りのひな人形の展示作業を体験した。

 展示は地元のNPO法人・旧堀氏庭園を守り生かす会(斉藤誠会長)が6年前から毎年この時期に催し、会場には段飾り20組約250体が飾られている。

 木部さとやま保育園(中川)の年長児6人が男びなや女びな、三人官女、五人ばやしを丁寧に壇上に並べ、童謡「うれしいひなまつり」を歌って、ひと足早いひな祭りを祝った。山下凜華(りんか)ちゃん(6)は「わたしも大きくなったらおひなさまのようにきれいになりたい」とほほ笑んだ。

 旧堀氏庭園管理スタッフの山本剛さん(72)は「今までは関係者だけで飾っていたが、園児にもひな祭りの楽しさを知ってもらおうと初めて企画した」と趣旨を説明。小加本(こがもと)裕子園長(47)は「コロナ禍で行事が相次ぎ中止になる中、日本古来の女子の節句の楽しさを知ってほしい」と話した。

 展示は4月3日まで。午前9時~午後4時半。入館料は一般500円、中学・高校生300円、小学生200円。月曜定休で月曜が祝日の場合は翌日が休み。