JR津和野駅に完成した展望デッキ=島根県津和野町後田(許可を得て撮影)
JR津和野駅に完成した展望デッキ=島根県津和野町後田(許可を得て撮影)
展望デッキから見下ろすJR山口線の列車=島根県津和野町後田、津和野駅(許可を得て撮影)
展望デッキから見下ろすJR山口線の列車=島根県津和野町後田、津和野駅(許可を得て撮影)
JR津和野駅に完成した展望デッキ=島根県津和野町後田(許可を得て撮影)
展望デッキから見下ろすJR山口線の列車=島根県津和野町後田、津和野駅(許可を得て撮影)

※アプリをご利用の方は、写真をタップし、左にずらすと2枚の写真をご覧になれます。

 8月で開業100周年を迎えるJR山口線津和野駅(島根県津和野町後田)に、列車の発着風景が見学できる展望デッキが完成した。津和野町によると、8月の駅舎改修工事完了までに利用できる予定で、同駅を発着する観光列車「SLやまぐち号」を眺める新たな観光スポットとして活用が期待される。

 津和野駅は2021年夏から駅舎改修工事が進む。展望デッキは、駅舎南側にあったJR所有の倉庫跡地に新築した鉄骨平屋トイレの屋根部に設置。エレベーターはなく、南北2箇所の階段で上り下りする。

 腐食に強い外国産材を敷き詰めた約110平方メートルのデッキ部は高さ1・2メートルの転落防止柵で囲み、夜間でも安全に利用できるよう、手すりには発光ダイオード(LED)ライトを取り付けてある。工事関係者によると、総工費は1億100万円。

 高さ4メートルのデッキ部は360度見渡す事が可能で、南側(山口方面)は樹木を伐採して眺望が良くなった。SLやまぐち号運行時は駅構内での客車の入れ替え風景を見下ろすことができ、東側では駅前に保存展示しているD51型蒸気機関車が見え、遠くに青野山を望むことができる。

 町によると、展望デッキは町が管理し、入場無料。町商工観光課の堀重樹課長は「SLをじっくり見学できる場所で、観光客や地元の方に愛されるスポットになってほしい」と願った。
      (石倉俊直)