水産物を品定めする関係者=鳥取県琴浦町別所、物産館ことうら
水産物を品定めする関係者=鳥取県琴浦町別所、物産館ことうら

 【琴浦】道の駅琴の浦(鳥取県琴浦町別所)内にある「物産館ことうら」が6日、リニューアルオープンした。高級感を打ち出し、日本海を一望できるガラス張りのテラス席を設置した。

 道の駅間の競争に打ち勝つため、改装しにぎわいの創出を目指した。イートインスペースは60席から100席に拡張。海鮮丼や鳥取和牛の焼き肉定食などが味わえる。また、お土産コーナーでは山陰両県の名菓や赤碕港で水揚げされるアジやタイなどが購入できる。

 物産館は2011年にオープンし、町の直営だったが、改装に合わせ観光物産業の「ことうら」(河越行夫社長)に指定管理を委託した。西側のテナントには水産物卸売「和星水産」(石谷和也社長)が入った。

 式典で、福本まり子町長は「町を満喫してもらえる施設になれば」と期待した。石谷社長は「地元の人や観光客にリピートされる店にしたい」と意欲を見せ、河越社長は「実演販売など魅力づくりを工夫したい」と話した。

 (坂本彩子)