国内の新型コロナウイルス感染者（１１月３０日午後７時半現在）
島根県と鳥取県が３０日、８７０人、８８８人がそれぞれ新型コロナウイルスに感染したと発表した。２９日確認分。１日当たりの感染者数が８００人を超えたのは島根が２日連続、鳥取は８月２５日確認分以来、９６日ぶり。新たなクラスター（感染者集団）が島根、鳥取とも８件ずつ発生した。
島根県で診断した医療機関の所在地別内訳は、松江市２４６人、出雲市２１４人、浜田市１２３人、益田市７６人、雲南市５７人、安来市４０人、大田市３３人、江津市２４人、邑南町と隠岐の島町各１６人、奥出雲町１４人、吉賀町６人、飯南町４人、川本町１人。
クラスターは益田保健所管内の児童福祉施設、高齢者福祉施設各５人、県央保健所管内の学校、イベント各５人、出雲市内の児童福祉施設１１人、高齢者福祉施設２１人、医療機関２０人、雲南保健所管内の高齢者福祉施設７人。県内の累計は７９０件となった。
関係者の感染確認を受けて松江市立小学校２校が３０日から最長１２月２日まで学級閉鎖。出雲市立中学校１校が３０日から当面、一部学級閉鎖となった。
鳥取県の保健所管内別の内訳は、米子３６８人、鳥取市３６１人、倉吉１５９人。
クラスターは倉吉市の医療機関２７人、東伯郡の事業所１７人、米子市の高齢者福祉施設１４人、境港市の保育所１２人、鳥取市の事業所、医療機関、西伯郡の高齢者福祉施設各１０人、米子市の高齢者福祉施設６人で、県内では累計５６４件となった。
関係者の感染確認を受けて県立皆生養護学校小学部が学部閉鎖した。
累計感染者数は島根１０万５９５４人、鳥取８万１５０７人。確保病床使用率は島根（３８７床）が２２・５％、鳥取（３５１床）は４１・６％。宿泊療養は島根８人、鳥取２５人。重症者は島根１人、鳥取はいない。
（清山遼太、福間崇広）
